税金と保険の情報サイト
 税金と保険の情報サイト

「放射線基準値はウイン・ウインで」自民鬼木議員が迷言

税金
節税
保険サービス
社会保険
海外
比較
セミナー
助成金

「放射線基準値はウイン・ウインで」自民鬼木議員が迷言

このエントリーをはてなブックマークに追加




食品の基準値を緩めるべき
食品に含まれる放射性物質の基準値をもっと甘くすべき。自民党の1年生議員が衆議院の特別委員会で、「生産者と消費者、双方がウイン・ウインとなるような数値にすべき」との迷言を吐いた。
鬼木誠
安全なのに食べられなくなった
福島第一原発事故により、福島県内はもちろん、東日本一円の広い範囲に放射性物質が降り注いだ。土地の汚染は今も続いており、検査を受けた農作物などからは、非常に高いセシウム濃度もしばしば検出される。

福島県郡山市が2月に発表した放射線測定結果によると、コウタケ(きのこ)から3440ベクレル/kgが検出された。厚生労働省が定める食品の基準値は100ベクレル/kg。

実に35倍に近い汚染レベルだが、自民党の鬼木誠衆議院議員は、こういった現状に合わせて食品の放射性物質基準値を緩和すべき、と主張する。

11日に開かれた衆議院消費者問題特別委員会で質疑に立った同議員は、事故直後に作られた暫定基準は、原子力安全委員会が策定した「飲食物摂取制限に関する指標」に由来することを説明。

内部被ばく量を5ミリシーベルト以内に抑えることを目標とするこの基準値を民主党の小宮山前厚労相が1ミリシーベルトに引き下げたため、基準値超えの食品が大量に発生。野菜や魚などが安全なのに食べられなくなった、と批判した。

ウイン・ウインで勝利するのは
現行の基準値について、厳しすぎる基準値のせいで生産者が被害を受けている、というのが鬼木議員の考えだ。健康被害を限りなくゼロに近づけるためには、放射線量もゼロにしなければならないが、それでは生産者が成り立たない。

「生産者と消費者がウイン・ウインの関係になれる、もっと甘い基準値が必要」と同議員は主張する。

だがこの考えは、消費者の健康被害と生産者の利益について、一定のバランスをとるべき、という起点において、そもそも間違っている。消費者の健康は第一に守られるべきであり、生産者の利益は、加害者である東京電力からの賠償によって保護されるべきだろう。

あいまいなバランス感覚だけで基準値緩和を行えば、消費者は産地で食品を選ぶ。福島や東日本のものは、極力避けるようになり、生産者が受ける経済的な被害は現状よりさらに大きくなるが、法的に販売できる状態である以上、東電に対し賠償は求めにくくなる。

鬼木議員の「ウイン・ウイン」でもっともウインするのは、東京電力である。同議員がそれを意図しているのか、たんに考えが浅いだけなのかは不明だ。


外部リンク

◆鬼木誠
http://www.onikidon.com/


Amazon.co.jp : 鬼木誠 に関連する商品
  • 「子ども」は「子供」に 文科省が表記変更徹底へ(9月1日)
  • ソチ五輪ピンチ! プーチン女性下着像で強制捜査(9月1日)
  • 要注意! 死亡率4割の新たなマダニ感染症が勢力拡大中(9月1日)
  • 「自爆」の次は賞金 年賀はがきお年玉1等賞に現金(9月1日)
  • 禁煙後の「食べてないのに太った」は本当だった スイスで新発見(9月1日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    税金&保険の新着30件






























    記事検索