福島第一原発事故以降、2カ月間の被ばく量は?
米国防省が9月に発表したデータが、ネット上でジワジワと波紋を広げている。2011年3月から5月までに米軍関係地点で発生した被ばく線量を算定したものだが、東京赤坂の最大値は14.0ミリシーベルトにものぼる。
Location-Based Radiation Dose Estimatesやはり大きかった子どもの甲状腺被ばく
算定を行ったのは米国防省に所属する保健の専門家。米国防省、エネルギー省、日本政府、民間組織などが集めたデータを元に、ICRP(国際放射線防護委員会)の手法を用いて推計値を算出。専門の独立機関NCRP(米国放射線防護審議会)が審査した。
対象となったのは、三沢飛行場や航空自衛隊松島基地のある仙台、百里基地、横田基地など、米国防省と関連性のある地域。2011年3月12日から、5月11日までの60日間、それぞれの地点で24時間外にいた場合の最大被ばく量が算定された。
報告書によると、特に放射性要素による甲状腺の被ばく量が大きく、赤坂に1歳~2歳の子どもがいた場合、甲状腺被ばくは14.0ミリシーベルトにものぼるという。大人でも、同地点の被ばく量は5.2ミリシーベルトに達する。
遠く山口県でも見られた被ばく
関東エリアは軒並み高い数字が算定されているが、福島第一原発から遠く離れた山口県岩国基地でも、被ばくがあったとされている。
1歳~2歳の子どもで0.87ミリシーベルト、大人で0.27ミリシーベルトにのぼるという。
福島には米軍関連施設がないため、被ばく線量の算定は行われていない。

◆ourplanet-tv
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